日本における、被服の市場が18兆円。
繊維産業の事業所や従業員数は、1985年から比べると3分の1以下に減っているにもかかわらず、年間に日本を出回っている衣服は16億点(1995年)→40億点(2010年)の、倍以上に膨れ上がっています。
(出典:経済産業省)
これは、ファストファッションや、輸入品が増えた証拠。
食品のみならず、衣服も、輸入に頼る日本になっていたんですね〜。。。
ちなみに、オーガニックコットンの生産は「0」。
そもそも、Organic cotton の生産量は世界の原綿生産量のわずか約 1%
全世界のうち、日本の繊維の生産量は、2008年現在約2%。
そして、現在日本を1年間の間に流通する、40億点もの衣服。
とある計算によると、20億点がその年のうちに破棄されているのだそうで。
(※衣料品は年間約20億着捨てられている | 山田敏夫 – ハフィントンポストより)
「オーガニック!」「エシカル!」と、
フェアトレード商品やオーガニックコットンの商品を購入するのもいいですが、それらの商品を消費する前に、まずはこの20億点の衣服たちについて考えてみることが、エシカル・ファッションの最初の一歩かなぁと思います。
っていうか、本当に。
愛しているもの、本当に自分にフィットするもの、似合うものしか、買わない。
そういう生き方は、いかがでしょうか。