1日盛りだくさんでお送りました。
たくさんの方に足を運んでいただき、ナムフォト始まって以来の人口密度。
限界にチャレンジすることができました 笑。
手狭だったり、行き届かぬ点や、ご不便をおかけした場面もあったかと思います。
お詫びを申し上げるとともに、みなさんが一緒に温かい空気を作ってくださったこと、
とても感謝しております。
さて、企画の様子を、ご紹介したいと思います!
◎ナムワーク「人生棚卸し&戒名ワーク +写真レッスン」
お話タイムを経てからの、ワークタイムでは、ワークシートを使って、
みなさん、個人、個人で取り組んでいただきます。
ワークをしてみてどうだったか、自分の人生テーマ(戒名)はなんだったか、
というシェアタイムの後に、
写真レッスンでは、「全員に撮られて、全員を撮る」というワークをしました。
もちろん、その前の導入として、「写真の撮り方レッスン」をしているのですが、、、
いざ撮影となると、みなさん、最初はとってもぎこちないのです。
でも、そのぎこちなさから、「どうしよう・・・」と思いながら
「なんとかしよう」ってところから、
「写真を撮る」って行為が始まるのかなぁと思います。
参加者さんが撮ってくださった、ナムフォト楢の写真です。
これ以上説明するのはよして、
今回参加くださったみなさんの感想を紹介させていただきます!
*口頭でお伺いしたことの覚書ですので、雰囲気としてお受けとりください・・・。
また、間違いや訂正があったらお知らせください。
「こういうところへ足を踏み入れるのは、女性が多いんですね。緊張しながら参加しておりましたが、写真をお互いに撮るワークで自分の写真を見たときに、割と幸せそうで、“いいかんじじゃん”って思いました。」
「出産前と今では、シートに書く内容が全く違うのかもしれないなぁと感じました。また、質問に答えていくと、“この出来事と、この出来事は、関係ないようで繋がっていたんだなぁ”と気づきました。」
「撮影では、最初無理に笑おうとしている自分がいたけど、途中から、わたしも結構かわいいんじゃないの?と思えてきました。」
「自分の写真が大嫌いだったんですが、、、好きになれそうです。」
「具体的な戒名までは行きつかなかったんですが、空や海や人間は、実はすべて繋がっているという感覚があって、“すべてを大きく包み込むようなわたし”でいたいと思いました。」
・・・みなさまありがとう!なんて素敵なのでしょうか。
「なかなか、いいんじゃないの、わたし!」
っていう気持ちを、おひとり、おひとりが感じてくださったり、
自分自身を、自分自身が理解する、というところを感じてくださったり
(自己愛の始まり)とても嬉しかったです◎
今日、このタイミングで集まった5名の方たちというのも、何か縁があるんじゃないかなぁなんて思ったりします。
(おひとりは、高知県からいらっしゃってくださいました!)
◎ナムトーク「仏教に聞く、モテるヒント」
お坊さんをたくさん取材し、仏教にお詳しいライターの杉本恭子さん。
ご自身が暮らしの中で感じたことと、仏教を照らし合わせて、仏教用語を交えてのトークでした。
狭い会場ゆえ、お客様が、杉本さんにかぶりつき・・・の中、爽やかにお話しくださいました!
いろいろなキーワードをご用意くださったのですが・・・
個人的に響いたトピックをいくつかご紹介します。
まず、「縁起」という言葉。
・・・なんて言いますか、これって仏教用語だったのですね!
先祖代々、父と母がいて、わたしがいる・・・
といった目に見える、分かりやすい縁はもちろん、
なんの因果か説明がつかない出会い、
たまたまその場に居合わせた縁、ふと芽生えた感情、
すべてが「縁」であり、「縁起」。
へーーっ!なるほどーーーっ!!というのが、最初の感動でした。
わたし、個人的なことに照らし合わせて考えると、
今、大阪にいる理由も、
よくわからないっちゃ、よくわからないですし、
(5年前、12年住んだ東京から引っ越してきました)
完全に余談ですが、将来住む場所は、
パートナーに合わせようと思ってます◎
この日、ナムトークに集ってくださったみなさまの、縁も、
本当に、本当の理由は説明がつけがたい。
人に限らず。
例えば、その後、ナムバーでいただいたお酒だって。
誰かが米をつくり、酒をつくり、ボトルをつくり、ラベルをつくり、運んでくれる人がいて
・・・たくさんの人の手を通してこの場で出会えたのですものね。
誰ひとりとて、欠けてしまうと「今日、この場所、この空間、時間、出会い」は、なかったのだなぁと。
ところで、「煩悩」について。
そもそも、煩悩ってなんなんでしょうか?・・・という問題定義にはじまり、
杉本さんの解釈は「今、この瞬間に生きていないこと(それをじゃまする邪念や想い)」でした。
過去を、あれこれうじうじ後悔したり(悩んでも、どうしようもできない)
未来を、あれこれうじうじ不安に思ったり(悩み続けても、よい未来はこない)
「今やること」からはみ出すような想い。
なるほど〜。。
「人を好きになること」は素敵なこと。
「過去にどんな人と付き合ってたのか(過去)浮気するんじゃないか(未来)」
などと、アレコレ想像したりするのが、煩悩!
うーん。分かりやすいですね。(ここら辺にも、モテるヒントが隠されてそう。)
ただ、どうしても沸き起こってくる、煩悩。「自分にとっての苦」を感じたら、次にやってくるキーワードが・・・
「正見(しょうけん)」。
「苦はなくならない。まっすぐに見つめてみることで、第二の矢(さらなる災害)を起こすことなく、問題を正したり、乗り越えることができる。」
・煩悩1:過去どんな人と付き合ってたのよー!!めらめら。
↓
・正見:なんで、今一緒にいる時間を大切にすることなく、過去のことが気になってるのかしら?
↓
・第二の矢を避ける:・・・いらぬヤキモチや、喧嘩に発展しないように・・・
みたいなイメージですかね。
また、「中道」。とどまらず、ずっと揺れ続ける、変わり続けることが常であり、それが生きるってこと。
・・・深く共感しました。
(「変わり続けるのが常 と分かったら、足元が安定した。」という参加者さんのお話も登場しました。)
「縁起」を一個一個、さばいたり、判断したりせずに、
ふわふわと、ずーっと揺れ動きながら「中道」を歩き続ける。
何事かに出くわしたら、逃げずに、早いところ「正見」する。
そこらへんをヒントに、
これからもナムフォト人生を歩んで参りたいなぁと思います。
「仏教に聞く、モテるヒント」というタイトルでお送りしたナムトーク。
「モテるには、女子力より、菩薩力」という提案があり、
一同、頷いているのが印象的でした。
杉本恭子さんからのトークの後は、座談会を。
「寂しいって気持ちをどうすればいいか」
「イラっとしてしまうけど、どうすればいいか」
「自分を大切にすることと、自分勝手の違いは?」
「地域のお寺同士の仲が悪くて、どうしたものか、、うーんと思った」
「お気に入りのお寺の仏様を、いつでも話を聞いてくれる恋人のようにして、疲れたときは会いに行ってる」
「自分は仏教を知って楽になったけど、ともだちにも薦めたいときどうすればいいか」
「お寺とのお付き合いや、お墓を、子どもの世代に引き継ぐことを、どうすればいいか」
などなど。
参加者みなさんのお困りごとや、
仏教やお寺とのお付き合いについて、
思うところをアウトプットしながら、クロストーク。
話していくこと、いろいろな人の知恵や経験、考えが重なることで、
解決策やひらめき、次にやるべき具体的な行動が見えてきて、
これが「仏教をする」ことであり、
「宗教」っていうことなのかなぁと感じました。
とてもいいグルーヴ感が生まれ、
2時間があっという間に過ぎていきました!
◎ナムバー
酒蔵なかやまさんから、日本酒マイスター 平松永吉さんをお招きして、バーを。さらに「酒カネダ」さんに、いろいろな味わいの9品が1セットになったお肴弁当をつくっていただき、「多氣」の焼きおにぎりも登場。
こちらは、「酒カネダ」お肴弁当。
あとは、みんなでワイワイと飲めや、話せやで、楽しい時間を過ごしました。
日本酒マイスター平松さんがご用意くださった、
日本酒メニューを片手に、
みなさん「これが飲んでみたい!」とか「おすすめはなんですか?」とか、もしくは、ボトルのジャケでお酒を楽しむ方がいたり、
お互いのお酒をシェアしたりしながら、
「おいしい〜!!」
という声があちこちから上がっており、
日本酒好きのナムフォトちゃんもニコニコでした!
途中、ナムフォトからご挨拶をさせていただき、
みなさまの前で、改めてナムフォトを始めたキッカケ、
感謝、2年目をがんばっていきたい旨を
お話させてもらいました。
・・・なお、お祝いで、たくさんの日本酒をいただきました!!!
みなさま、本当にありがとうございます。
「日本酒のイベントをすると、日本酒が集まるのか〜!」
ということを学びました。。。
最後まで残ってくれた、お酒ガールズのみなさま。
お酒ガールズwith 楢。
お花も、写真もとっても綺麗で。。
お心遣い、とても嬉しく、感謝いたします。
この「縁起」をさらに良いものにしていけるように、
株式会社ナムフォト、2年目もがんばってまいりたいと思います!
ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました。
2 thoughts on “ナムフォト1周年ありがとう企画《レポート》”