まちが活性化するボランティア活動。楽しく続けるための、たった一つの方法

Posted on Posted in ナム哲学

地域の取り組みや、ボランティア活動を、みんなで楽しく!

 

コミュニティデザインや地域活性という概念が一般的になり、
各地で様々な活動が行われるようになりました。

「学校」や「会社」と違って、「まち」という単位はさらに多様な人間関係を内包していますよね。
だらかこその、難しさ。だらかこその、楽しさ。

72dpi-1824

 

「あれ?なんかうまくいかない?」
「調整ばかりに翻弄されて、結局やりたいことが実現できない。」
「なんか、いっつも大変な思いばかりしてる。」

こんな時にも、ちょっと注意して見てみたいのが、
「自分の勝ち」にこだわっていないか、という点なんです。

 

「みんなで協力して楽しくしたい」
「みんなで仲良くしたい」
「地域に貢献したい」

こういった、一見「協力的」に見える意識の中にも
よ〜く見ると、「勝ちたい!」という気持ちが紛れこんでいることがあります。

一体、何に勝ちたいのでしょうか?

 

・地域の取り組みに参加していない人
・自分の生活以外のイベントに参加しようとしない人
・何もしていない(ように見える)周りの人
・仲間内の誰か
・地域の重鎮達や、既存の団体

 

もう少し、具体的にいうと、こういう心理です。

「みんなに”ありがとう”と言われたい」
「みんなから感謝されたい」
「すごいね〜って言われたい」

 

「私は地域に貢献している。」という証を、他人から認めてもらいたいと思っており、それがモチベーションになっている場合。つまり、それは「まちの人」を「地域に貢献しているすごい人」と「地域に貢献していない(ように見える)すごくない人」という、上下の階層に並べて見ている、ということなんです。

 

地域にとって良いことをしようとがんばっているのに、
「みんなから感謝されたい」
「みんなにすごいって思われたい」

こういった気持ちを持つことは、悪いのでしょうか?

いいえ、ちっとも悪くありません!!

 

ただ、
「すごいと思う」か「すごいと思わない」のか、
「感謝する」か「感謝しない」のかは、
「私」がコントロールできることではないんですよね。相手の感情なので。

なので、「相手からの反応」をモチベーションにしていると、結果的に自分がしんどくなってしまうんです。

 

では、どうすればいいのかって?

 

活動を始めた時の気持ちを、もう一度、思い出してみましょう!

 

純粋に、「地域のみんなが楽しく集えればいいな!」という気持ち。きっとあるはずです。

この、「地域のみんな」って、具体的に誰と、誰と、誰と、誰でしょうか?

具体的に、名前をあげてみましょう。なぜなら、本当に「地域のみんな」が同じ幸せの価値観を持っていることは、まず、ないからです。

そうですね。「私」と、「私の周りの友人」と、「その家族」、くらいでしょうか?

 

地域の活動をスタートさせて、イベントで500人の人を集めるのは難しいかもしれません。
では、100人ならどうでしょう?
50人なら、ずっと楽だし、例え20人でも。いえいえ、5人でも。

 

その5人が心の底から「楽しい!」と思ってくれたなら、
きっと「ありがとう!」という気持ちや、「楽しい!もっとやろう!」というパワーが生まれてくるはずです。

 

72dpi-1826

 

迷ってしまったとき、辛いとき、自分の気持ちを見失ってしまったときこそ、

自分の周りにいる半径3mにいる大切な人たちの顔を思い浮かべてみてくださいね。

 

結果的に、活動は楽しく、長く、運がよければ大きくなって、続いていくかもしれません☆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です