この度、ナムフォトでは御室流・師範、ヘメンディンガー綾さんを、いけばな先生にお迎えして、
「宇宙とつながる いけばな 写真教室」を開催することになりました。
定員は、じっくりの3名。6/11・6/25・7/9 の3回レッスンです。(1回のみの受講も可)
キッカケは、桜が美しい季節のこと。
ナムフォト楢が、個人のFacebookで「毎月お花見したいな〜」とつぶやいたことです。
すると、びっくりするほどの「いいね!」をいただき、
みんなの中に「毎月お花を愛でて、仲間と笑ったりしながら過ごす時間を持ちたい」
という思いがあるのだな〜!と感じました。
その投稿に、綾さんから「(お花見もよいけど)いけばなはどうですか?」と、ライトなコメントをいただいたのですが、
「すごく素敵だな!」と、思いました。
(室内の実施だと、雨天の心配もしなくていいですし・・・笑)
打ち合わせのときに、綾さんがお花を携えてナムフォトへやってきました。
お花が部屋にやってきただけで、ほわんとよい香りが漂います。
そしてまた、生けながら、綾さんご自身がお花を始めたキッカケや、御室流のことを教えてくれます。
「御室流は、仁和寺が家元で、集まりのときには、お坊さんが何気ないよい話
(すごく珍しい知識とか、ありがたいお話ではないのだけど、生活や日常に密着しているよい話)
をしてくださるのが、とてもいいんですよね〜」
と、おっしゃってて、「それは、とてもいいなぁ」と思いました。
みんな知識としては知っている。
頭では、わかっている。
けど、忙しい日常の中で、ついつい忘れそうになる、美しい心を取り戻す。
そういう時間を、何度でも持つこと。
それって、とても豊かだな〜って。
そして、完成したいけばなの周りには、凛とした空気が漂っていました。
素敵ないけばなを、どこに置くかで迷っていると、
「お客様の目に触れる場所もいいですか、楢さんがいつもあそこのデスクに座っているなら、
そこから見える場所に置くのはどうですか?
自分のために、お花を飾るのも素敵なことですよ」
と、綾さん。
そのときに、なんだかとってもキュンキュン♡してしまって、癒されるようなエネルギーが全身を駆け巡りました。
・・・と同時に、私は「スタジオ、片付けよう!」って、言ってました。
とにかく、そういう気持ちになったんです。
「お花を生ければ、自然とその空間を整えたいという気持ちになるし、
そうしている間に生活も自然と整っていくんですよね。
“日本文化を学ぼう”って、あまり堅苦しく考えなくても、
お花をいけているうちに、自然とそうなりますよ。」
と教えてくれました。
* 綾さんは、フランス人の旦那さんと、かわいい5歳になる子供さんと3人暮らし。古民家を改装した素敵なおうちに住んでおり、暮らしぶりがとても素敵です。お料理も、超上手です。
そして、また、このいけばなの「形」が・・・なんて、フォトジェニックなのでしょうか。
いけばなのお花の構成は「体・相・用」の3つからなり、なんでもこの3つは、「宇宙」を表現しているそうです。
改めて、日本の伝統文化って、、、スピリチュアルなんですね 笑。
宇宙をいつでも感じているために、小宇宙をお花で表現し、部屋に飾る。
なんだか、とってもワクワクします。
「宇宙を表現していることが、いけばなと、フラワーアレンジメントの一番の違いかな〜」
と、なんでもないことのようにお話される綾さん。
「ぜひ、その型に触れてみたい。もっとお話を聞きたい。」
そう思いました。
古典(能、狂言、歌舞伎、バレエ、クラシック音楽etc)には、「型」がある。
洗練され続け、受け継がれてきた「型」。
まずこの「型」を知ることが、ひとりで上手に出来るようになるための秘訣。
・・・なるほど〜と思います。
ちなみに、写真にも「構図取り」の「型」がありまして。
(私は、観光ハガキみたいな写真が好みではないので、外したりもしますけど・・・)
その通りに撮るか、撮らないかは別として、「型を知っている」ことが、素敵な写真を撮るためにプラスの要素になるのは、マチガイナシです。
輝ける命、その一瞬・一瞬に向き合えるようなことも、いけばなと、写真の共通点かな〜と思っています。
そんな写真のお話や、美しいお花の撮影も交えつつ。
もっと自由に、いけて、撮るために。
まぁ、何より、もっと自由に暮らしていくためのきっかけになればいいな、と思いつつ。
「宇宙とつながる いけばな 写真教室」
ご縁のある方からのご応募、お待ちしております♡
*「宇宙とつながる いけばな 写真教室」定員3名
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