和歌山県北山村へ「村フォト教室」presented by ナムフォトを行いました。
地方創生の取り組みの一貫として「村の魅力を村民が発信しよう!」というプロジェクトを準備中だそうです。
北山村は、和歌山県に位置しながらも、三重県と、奈良県の県境に位置している、山深い地域にひっそりと開けた、静かな村でした。
全村民が450名ほど。
私が通っていた高校は、1学年が400名でした。それに先生の数を足したら、ちょうどそんな人数ですね・・!
「全員が顔見知りで、どこの誰だか知っている。」
という、関係性。その中から、写真に興味がある、比較的若いみなさんがご参加くださいました◎
さて、村に着き、救急医療のヘリポートの上に佇んでみると・・・
「静か」。
普段、大阪市内の、土佐堀通りの、車の音を聞きながら仕事をしている環境とは、まったく違う。音が自然の中に吸い込まれていくような、静けさ。
ただ、じーーーーっと耳を澄ませていると、虫の声、鳥の声、動物たちの気配、木々のざわめきなど、自然の声がどんどん、どんどん大きくなっていって、「孤独」や「さみしさ」は感じず、心地よさに包まれていきます。
こうして、外からやってくると「わー!山が川に映ってる!!」と、感動する景色ですが、地元の人にとっては、日常の景色でもあり。
地方に限らず、これは「地元あるある」だと思うのですが、ジモティーが「村の魅力はなんだろう?」と考えると、圧倒的に「観光資源」をあげがちです。
北山村でいうと、観光イカダや、ジャバラという柑橘の果物。
ただ、村の外の人から見ると、村の魅力って、日常の中に、生活の中に、住んでいる人のちょっとした表情の中に交流の中に、野に咲く花に、鳥に、虫たちに、、、宿っていたりしますよね?
そういったわけで、
写真がうまくなる「ものの見方」
心の動きに気づく「感性をひらく」
レッスンを通して、「村の魅力」に気づく写真教室を開講しました!
それぞれの視点で、自然の美しさをキャッチしたり、
笑顔が映ってたり、秋の景色が映ってたり。
何より、カメラを片手にみんなでブラブラ村を散策していると、それだけで話が弾み、楽しい。
《参加者の作品》
今後、写真展やSNSなどを利用して、発信が行われていくとのことですので、またその様子をご紹介したいと思います!
ご参加くださった北山村のみなさま、どうもありがとうございました!