なんだかの話をしている時に「ハウルの動く城」のキャラクター、火の悪魔のカルシファーの話になりました。
私は、”ハウル”は観たことがなく、誤解があったら申し訳ないのですが、要は、
炎が赤く燃えていると、ハウルは元気に。
炎が青く弱々しくなると、ハウルも弱っていく・・・
ということだったと思います。
この時に、「色の持つイメージ」と「エネルギー量」についてのチグハグが面白いな、と感じました。
「炎の色」は、光。
そして光は全て電磁波です。
波長が長く周波数が低いと、エネルギー量は小さくなり、色は赤みを帯びていく。
波長が短く周波数が高いと、エネルギー量は大きくなり、色は青みを帯びていく。
つまり、本来の「光」や「炎の強さ」でいったら
青の方が強く
赤の方が弱い
というのが、この世の原理。
小さい子も見るアニメ作品なので、きっと「赤=元気」「青=弱い」方が記号として受け入れられやすいだろう、という判断のもとでそのように作られたのだと思います。(それとも、この他にもメタファーが存在しますかね?)
科学の常識と、一般的(小さい子ども)の常識は違うし、
誰に伝えたいかによって、キャラクターや意味づけも変化するし、
科学の常識が強い人でも、物語に没入して観てたら、そのうち気にならなくなるのだろうな。
それって、ハウルを観ることで、”科学な人”の常識や価値観の変化が起こっているとも言えそうですよね・・?
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多分これからの時代は、
こんな風に、科学からも、子どもの目線からも、自分の価値観の変化や心理的力動もすべてひっくるめて観察できることが、能力や価値になっていくと感じています。
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