秋。高い空がすがすがしく。台風の訪れ。
もう少しで、金木犀の香りも漂ってくる頃でしょうか!
ファッションも、真夏のタンクトップや、Tシャツと装いから、羽織物がほしくなったり、長袖が登場するシーンも多くなってくる頃ですよね。
・・・とはいえ、昼間はまだまだ太陽の日差しが強く、30度を超える日もあったり。日々の変動が大きく、不安定な日々でもあります。
「何を着たらいいの!」となりがちな、季節の変わり目ですが、
二つの点に注目すると、驚くほど簡単に、その日にあった「秋」を表現できるようになります。
それが「露出のバランス」と、「黒白のバランス」です。
まるで、写真の話をしているようにも感じますが、ファッションにおいても重要!
真夏は素足(ストッキング)×サンダルだったコーディネートに、ブーツや、ソックス+パンプス、もしくは茶系の革靴を合わせてみたり。
Tシャツの袖丈を、長袖や7分袖に変えたり。
「肌が見える範囲」を、その日のお天気具合に合わせてあげると、夏感を減らし、また暑苦しくもなく、爽やかな秋コーディネートにチェンジすることができます。
「黒白のバランス」についても同じです。
夏真っ盛りの季節には、やはり太陽の日差しの強さに負けない、白い服が着たくなりますが、秋になってきたら、小物や、羽織物などで、黒(ダークトーン)の色面積を増やしてみましょう。
全身真っ黒だったり、全身真っ白だったりというコーディネートにおける「色」が、心理に与える影響は大きいですよね。
ファッション誌などに踊る「流行色」が気になることもあると思いますが、
季節に対する感受性や、純粋に自分が着たい色への感覚を研ぎ澄ませていくことも、ファッションや、進んでいく時代の流れからパワーを得る秘訣かな!と思います。
また、コーディネートで大きく色を変えることが難しかったり、肌の露出を変えるバリエーションを持っていない人は、ソックスの色味を変えたり、ハンカチで秋色を取り入れたり。
逆にダークトーンで重くなり過ぎたように感じたら、シューズインのソックス+足元ロールアップで肌を見せたり、
チラッと目に触れる小物や、肌見せで、季節感を調整することも、お手軽でおすすめですよ!