《レポート》生きてる ” Why? ” を見つめる、ナムフォトリップ in 益田

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2017年12月。冬のはじめ、島根県益田市にある、村岡詩織さんのもとへ「ナムフォトリップ」しに行きました。

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「これが、島根の日本海!」

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冬らしい色でした。

 

さて、村岡詩織さんについてですが、大学は宮崎へ、そのあと兵庫へ移り住んだのち、

旦那さんと一緒に生まれ育ったまちへUターン。
改装した古民家に住まう、2児の母親です。

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そしてまた、「ヒビノデザイン」という屋号で、

コミュニティデザインや、対話のイベントやワークショップを開き、

まちの中で、まちに住む人と一緒に、息が通う、心が通じ合う、

今必要な関係性を紡ぎ直すようなお仕事をたくさんされています。

 

たくさんの人と関わりながら、毎日を過ごされていることもあって、

「自分自身とじっくり対話したり、生き方を見つめ直すような時間」の必要性を感じていたそう。

そこで、ナムフォトが押しかけて、村岡詩織さんと、

その周りで同じような想いを持っている方達に対して、

ワークショップを行うことにしたのが、「ナムフォトリップ」です!

 

 

【1日目:マイストーリー編】

・午前:人生の棚卸しワーク
・午後:ストーリーを綴るワーク

というように、時間を進めたのですが、
聞かれたことのないようなこと、考えたこともないようなことを、
ひとつ、ひとつ、心の奥底に潜ってとりにいき、言語化していく作業。

 

そして、言語化したのちに、シェアタイムを。(自己開示できる範囲で)

 

ひとの答えから学ぶこと、新たに見つかることも多いのですよね。

 

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初めましてのおふたりで、じっくり、じっくり。

 

お昼ご飯は、すてきなおうどん屋さんへ。

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景色も美味しくいただきながら。

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ワークを離れて、何気ない日常会話をする時間も、良いものです◎

 

最後、「自分への手紙」として読み上げてくださった言葉には、心が震えました。
真実の言葉は、いつでも人の胸をうつのだなぁと、そんなことを思いながら過ごした1日目でした。

 

 

【2日目:マイフォト編】

メンバーが増え、少し賑やかになった2日目。

まずは、身体と心を整える、呼吸から。

写真を撮るときも、緊張していないこと、一番リラックスして、一番深い呼吸ができていることが重要だったりするので、
撮影に入る前などにも、よく呼吸に意識をおいています。

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・・・「ポカポカしてきて、眠いです〜!」の声も!

息をする、たったそれだけ。だけど、呼吸には、身体の奥底からリラックスする力があるのですよね◎

 

 

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そのあと、写真のお話をして、

 

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その後に撮影で巡るのはどこにしようか?と相談して、いざ出陣。

 

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お昼ごはんも、楽しく。

 

ナムフォトリップ、いよいよ実習のお時間です。

 

向かった公園。

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「こんなところに、公園あるんだー!」との声も。

 

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みんな素敵な顏で笑いますね〜。

 

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集合写真も、だいじ。

 

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場所を変えて。

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同じく、「こんなところに公園あるの知らなかった〜!」の声も。

なんでも、この公園は、村岡詩織さんが、今の仕事をしよう!と決意した場所なんだとかで。(当時、高校生で、制服姿ですべり台の上にいたそうですよ。)

 

「みんなといるのが不思議。」とのこと。

 

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…こういう大切な話をシェアしてもらうと、ますますその人のことが好きになる。

そんなことって、ありませんか?

 

 

さて、島根の「モンサンミッシェル」として有名な、益田市小浜町にある、衣毘須神社へも。
なんでも、ミスチルの桜井さんも訪れたとかで。

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益田は、海も、山も楽しめる、とても素敵なまち。

 

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ラストは、境内の途中を、線路が横切る光景がまか不思議な、飯浦八幡宮へも!

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あれ?なんか へん 笑。

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かわいい狛犬に、みんな夢中でシャッターを切る。
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猿の一家の姿も!
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猿が、続々と通るものだから、みんな線路から離れられません 笑。

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この、赤い瓦の景色が、益田氏飯浦町の特徴なんですって。

いいですなぁ。
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朝から、日暮れまでたっぷり遊んで、大満足な1日でした。

 

【3日目:出雲大社参り】(これは、おまけ)

どうしても行ってみたかった、出雲大社の、神在月。
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天気は大荒れ。雷ゴロゴロの雨ドシャドシャ。
「禊(みそぎ)」が深〜く行われているようなお天気です。

出雲蕎麦で腹ごしらえをして、出雲大社へと足を踏み入れると、雨がポツポツ、静かになり、いつの間にか上がってしまいました。

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ご一緒してくれた、おふたり。

ありがとうございました。

ナムフォトにとっても、すごく印象的な旅でした。

 

 

【参加者の感想】

「日常生活から切り離された時間を得ることができただけで、ありがたかった。」
これが、まず、いただいた感想です。

さらに、「家庭の雰囲気がとてもよくなった。」

とも。

もはや、ワークショップの内容どうこうというよりも、(いや、それはとても大切なのですが…)

「日常と違う時間」
「自分がお腹の底で、何を考えているか、じっくり言語化する時間」
「他者をかえして、自分を相対的に眺める時間」

この3点セットこそが大切で、それに尽きるのではないか?と思い返しています。

 

また、「出来ないことや足りないことに目を向けてしまってそこから抜けられなくなるので、なるべく避けてきた『自分との対話』。他者から見た自分を通して、気がつくことが沢山ありました。」

というのも印象的でした。

今、もし何か苦しいことや辛いことなど、マイナスな気持ちを感じているとしたら、「それは、あなたのせいではない。」と伝えたい。

そして、もしマイナスな状況から抜け出したい、変えたいと想っているとしたら、「それは、あなたしか、なんとかできない。」とも思います 笑。

 

「今いる場所」から、一歩。

どこか、物理的に遠くへ行くこと(=旅)は、

「日常と違う時間」を生きる、ひとつの手法です。

いつもと違ったメンバーで、というのもいいし、

今回みたいに、カメラを持って、「訪れたことのない地元」を巡ることも、やっぱり素敵なんですよね。

 

今回は、「自分の暮らすまちを旅するスタイル」にしてみましたが…

「”地元を旅する”のは本当に面白いと思います。

自分の生活の場である地元と、旅先としての地元がシンクロして、不思議な感覚がしました。」

ということでした。

 

次回のナムフォトリップ。

どこへ行こうかな。

…実は、行きたい場所は決まってるのですが。

 

ぜひ、みなさんご一緒しましょうね!

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