「癌にならない」ために生きるのではない。まずは、自分を生きること。

Posted on Posted in ナム哲学

「乳がん」の話題がホットな今日この頃。

 

ちらちらと「癌にならないための◎◎」とか、「がん になりやすい人の特徴」といった、イベントやWEBニュースを見かけたりする。

 

・・・乳がん経験者のわたしとしては、正直、あまりよい気持ちがしない。(ので、クリックしてないので、中身が素晴らしいか、どうかは分からない)

 

 

見る前に、「そうやって、不安を煽るのは、やめようよ」

 

って。

 

小さいこどもに、「大切な食器だから、お皿落としちゃ、だめよ!」と言ったら、小さいこどもの頭には、お皿が粉々に割れる像が結び、結果としてお皿を割ってしまう・・・

 

ということがあるように、

 

「癌にならないために」、ごはんをいただくと、癌を生むことすらあるのでは、と思ってしまう。

 

「数学のテストで赤点とらない」という目標を正しく言語化すると、

「数学のテストで40点とる」ということ。

 

正しく言語化すると、「テストの範囲は、ここから、ここ。4割の範囲をきっちり抑えるとしたら、最低ここまで。」とか、対策が立てられる。

 

 

 

「動物性ではなく、植物性タンパク質を摂取しよう」とか、「水溶性の食物繊維を摂取して快便・胃腸すっきり」とか、「絶食の時間をつくろう」とか、

不安を煽っておきながらの、プラスの目標を教えてもらえるのかもしれないけですけどね。

けど、やっぱり「ネガティブな目標」につられてしまう人の心根っていうか、原因って、「食生活のプラスの目標」で改善できるのか・・・?もっと、別のところにあるんじゃないか・・・? とか、考えたりもします。

 

 

《余談コーナー》

ところで、ふだん甘いものや、揚げ物、牛肉や豚肉はいただかないのですが、いろいろな都合で、豚カツや、ハンバーグ、夜遅くの食事が重なり、そうすると胃腸に負担がかかっているのか、トラブル出てきて大変です。やめよう、やっぱりやめよう。お知らせしてくれてありがとう。。。

———————

 

ただ、やっぱり「癌にならない」は、生きる目標にも、目的にならないのになぁ。って、それだけは、確かです!!

 

 

小林麻央さんが、35歳になるちょっと前。34歳で亡くなった。

同い年で、同じような時期に乳がんになったこともあって、

たまにブログを拝見しながら、ぐるぐるといろんなことを考えていた。

 

ただ、

最期の言葉が「愛してる」だったと聞いて、本当によかったなぁって思った。

 

身体が辛く、心も辛く、「どうして。なんで。」って気持ちではなくて、自分の心が愛でいっぱいになって、旅立たれたんだなぁって。

 

 

 

人が生きる目的は、そういうところにあるのではないかと思う。

 

 

 

そう。

 

ひとつだけ「癌にならないコツ」を挙げるとしたら、「自分を生きる」ことだと思うのです。つべこべ言わずに。

 

私たち、ひとりひとりができる、彼女に対する供養のひとつも、そういうことではないかと。

 

こわいけど。(なぜ、こんなにこわいのでしょうか)

 

まわりの、アレコレに心が引っ張られそうなとき、わたしの中の美しさや、愛や、生きてることへの感謝の気持ちとつながるツールが、やっぱり写真なんだよねっ。

 

と、今日も、ナムフォトが申しております。

 

というわけで、さっ、今日も生きるぞー☆

 

 

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