《レポート》6/11「宇宙とつながる いけばな 写真教室」開催しました!

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6/11、6/25、7/9 と連続講座の「宇宙とつながる いけばな 写真教室」。

おかげさまで、満員御礼となりまして、第1回目を無事に開催させていただきました!

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申し込んでくださったのは、

ふだん、近くでお仕事をされててビル前の看板をご覧になってくださった方や、

Facebookを通して知っていただいた方など。

 

「どこからいらっしゃったんですか〜?」

「きっかけは〜?」

 

なんて話していると、

 

「実は、昔、仕事でお世話になってました!」とか

「高校生のときに、あなたがお住まいの地域に通ってました!」とか

何かしらのご縁が発覚して、

 

やっぱり世間は狭いというか、ご縁のあるところにはあるというか、、、

そんなことを感じます。

 

・・・そもそもテーマが「宇宙とつながる」ですものね。

大阪や奈良なんて、宇宙規模から見たら、近いのかもしれません 笑。

 

 

さて、プログラムのはじめはナムフォト「写真教室」から。

 

いつもワークショップでは「心のワーク(人生棚卸し)+写真」のプログラムをご用意致しますが、

本日もその様に進めました。

 

さらに、この日は「いけばな」がテーマでしたので、人生をお花になぞらえたワークに。

 

みなさまシーンと静まり返って、心の奥いところ、過去のできごとや、

そのときの感情と交信している(内観している)様子が、とってもよく伝わってきます。

 

そして、本日は、ワークで書いた内容を自分のOKな範囲でシェアしていただくことに。

こちらが大盛り上がり!!!

 

本当におひとり、おひとりが素晴らしく。

“同じ問い”から、それぞれの人生紐解いていくわけなんですけど、

見事におひとりずつ、異なった解答、異なった「お花の形」(もしくは、お花以外の形)

があって、聞いててとても感動しました。

 

また、お互いの話をシェアすることで、他人との違いが際立ち、

自分自身の素晴らしさにも触れることができるというか。そんなことを感じました。

 

ワークをしていくと、その方のまとう空気が変容する瞬間があって、風通しがよく、

キラキラしたものになるというか。そういったことを感じます。

 

写真講座では、今回は“フレーミング”のポイントをお伝えしました!

 

 

さて、続く「いけばな教室」では、御室流 師範の綾先生にバトンタッチです。

(そして、ここではナムフォト・楢も生徒になります!)

 

昔は、「いけばな」ではなくて、むしろ「フラワーアレンジメント」に興味があったという綾先生。

フランス留学時代に、意気揚々と「フラワーアレンジメント」のお教室へ申し込むも、

なぜか「いけばな」をやることになっていた、などの面白話からスタートします。

 

そして、その後は、実際にお花を生けながら、(みんなは、綾先生の後ろに立ちます)、

いけばなの「型」や、お花の特徴なんかを教えてもらいます。

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私が一番惹かれたのが、

いけばなの「形」は、「体・相・用」の、3つからなり、それぞれが、

宇宙そのもの、宇宙の実態、宇宙の働きを意味している・・・・というところ。

 

人として生まれてきた以上、「宇宙が何か」を正確に理解している人というのは、やはりいなくて。

 

「宇宙とは何か」に触れようと、お花を見つめることこそが、

「(華)道」なのかな〜、なんて思いながら聞いていました。

 

綾さんのお手本を見せてもらった後に、あとは同じ花材を配ってもらい、各々生けていきます。

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こちらが、見本の綾先生の作品。

 

 

花材のお花を見比べながら迷っていると、

「こっちは、シュッと縦に長くいので、後ろに置いて、高さを出すのに向いてますよ。」とか。

 

「全体的に雑味が多いけど、どうしたら洗練されるか」

「この空間が空いてて寂しいから、埋めたいけど、どうすれば素敵になるか」

 

みんな、自分の目の前にこしらえる「宇宙の形」と対話しながら、

どうしたらいいか分からないポイントを綾先生に聞いていきます。

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土台となる花器の大きさや形が変われば、そのバランスが変わる。

そもそも、同じ形のない「花」を生けるわけなので、そのバランスが変わる。

そこに加えて、花を生ける人が、違いますから、またそのバランスが変わる。

 

全く違った、味わいのある「いけばな」が完成していきます。

 

 

いけばなの、一番オーソドックスなレッスンは、

最初にお師匠さんが生けたものを、一度バラして、まったく同じように生ける

というものだそうですが、この日は、綾先生のお手本を見たあとに、

それぞれが自分の花器と、花材に向き合っていきます。

ちなみに、私を含め、みなさん剣山を使った本格的な「いけばな」は初体験です。

 

「みなさん、迷いなく刺していかれるから、いいですね〜。」

 

と綾先生でしたが、

「ここは、あと2センチくらい下げよう」とか、

「この空間がさみしい」とか、

見つめていると、自分の内側から、「こうしたい」という形が浮かび上がってくるから不思議でした。

 

そしてまた、綾先生がほんの少し花の向きを変えたり、

間の花をとったりといった手直しをしてくださるだけで、

ガラリとイメージが変わるのがまた、とても興味深かったです。

 

 

「アンバランスを、バランスよく生けましょう」

という教えを念頭に、それぞれの宇宙のバランスを表現しましたよ!

 

(写真の構図取りと、いけばなはとっても似ています◎)

 

 

《この日の花材》

・トクサ(緑の、竹みたいなやつ)

・トルコ桔梗(ふりふりの大きくてゴージャスな花)

・スターチス(チリチリとカラフルで、ドライフラワーとかでもよく見るやつ)

 

 

出来上がったいけばなが、同じ花材を使っているにもかかわらず、

それぞれまったく違ったものになり、それぞれが美しく、

また「その人らしさ」を感じさせるものでした。

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美しいみなさま、ありがとうございました!

 

 

次回のレッスンは、6/25。

こちらも、とても楽しみです。

 

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こちらが、ナムフォト・楢がいけたお花です◎ ほくほく。大満足しております!

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