じぶんの名前を変えるとしたら? そんな、ワークショップを開催!?

Posted on Posted in ナム哲学

突然ですが、昔の人は、子供時代から大人になったとき(元服)、そしてご隠居したときに名前が変わる風習があったそうで。

子供時代→「すくすく育つように」
大人時代→「立派に働けるように」
ご隠居→「ご隠居組です〜」
ってことが、わかるように名前を変えていったということです。

字(アザナ):ふだんの呼び名、諱(イミナ):公文書などに署名するときにしか使わない神聖な名前があったそうでして。

これって、とってもいい風習だなぁと思うんです。
社会との関わり方が変わるのだから、それを表す名前に変化する。
めっちゃ自然!!

大人の名前になったら「よっし!大人になったんだ!!立派にがんばるぞ!」って気力が湧いてくるし、ご隠居ネームになったら「わしゃ、もう第1線を退いたのだから、若いものに任せていかんといけんの〜」って気分にもなるし。

こんなにいい風習が、明治時代に「税金を取りっぱぐれないようにしよう」、ってことで「戸籍制度」が制定されてからは、なくなったそうです。

この度、マイナンバー制度で、番号がついたのだから、名前の方は変えられるようにしてもえぇんちゃうかな?と思うのですが、みなさまいかがでしょうか。

いやいや、「法律を変えよう!」って提案がしたかったわけではないのですが、
この「名前」が人に与える影響って、とっても大きいのではないかと思うのです。

髪型変える、ファッション変えるどころのアイデンティティじゃないですよね、名前。
しかも、大人になってから付けるとしたら、自分の生き方を点検するきっかけにもなるし。

っていうか、私は勝手に名前を変えたんです、22歳くらいのときに。

今の名前:楢 侑子(なら ゆうこ)

本名:中村 侑子(なかむら ゆうこ)・・・がーーーん。地味。ふつう。

楢 侑子 歴が、かれこれ10年以上になるので、「楢 侑子」の方が知り合い多い今日この頃であります。

「中村」という名字が、そして「家(親)」が好きではなかった私。
「楢 侑子」として生きていたら、結局「中村 侑子」的なところに戻ってきたなぁって気がするのですが、

ちなみに「侑子」は普通の名前ですが、ちょっぴり漢字が珍しい。
亡くなったじいちゃんが付けてくれました。
「相手のそばで、食事などをすすめる。 かばい、たすける。」といった意味があるそうで、気に入ってます☆

「名前を変える」までいかなくても、「漢字を自分で選び直せる」制度があれば、楽しいかもしれませんね。

そんなワークショップを開いてみようかな〜って思ったり、思わなかったり。
ペンネームや、アーティストネームを考える会でもいいですね。

あと、ダンサーさんって、
みんなMARIとか、Kenji とか、下の名前をアルファベット表記している方がとっても多くて、このアルファベット名前が周りに浸透したら、ダンサーとして一人前的な風習があって、これも面白いですよね〜。

ダンスの練習のときとかの呼び名やあだ名が、そのまま名前になっているんだろうなぁって思うのですが、、、みんな、かぶりまくってるんですよね。

仲間内のKenjiは一人かもしれないけど、ダンサーの中に一体Kenjiが何人いるのやら〜。
ダンサーは、「表現する人」ですから、アーティストネームに、もうちょっとこだわり持ってみてもいいんじゃないかなぁって思ったりします◎

名前を変えてみたい人、アーティストネーム付けたい人、漢字を見直したい人、、、そんな方がいたら、ぜひ、ナムフォトまでご一報ください。

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